まえがき
こんにちは。KTです。
ITを活用した教育事業をやるにあたり、こどもやその親御さんから以下の質問をよくいただきます。
「どうやったらゲーム開発者になれますか?」
しかしながら、本当の正解は私にも分かりません。
(というか私自身ゲームクリエイター(ゲーム開発者)を名乗るほどたくさんゲームを作ったこともないですし、ただのゲーム好きのIT屋さんです…。)
例えば、勉強して良い大学に入って有名ゲーム会社に入るでもいいですし、ゲームを開発するためのツールは無料で手に入るので独学で作ってもいいです。それらは全て「ゲーム開発者」と名乗っていいのではないかと私は思います。
ただ、「どうやったらゲーム開発者になれますか?」という質問の裏には、
「どの勉強がゲーム開発に使われますか?」
または
「ゲーム開発にはどのような知識が必要ですか?」
のような問いも含まれているように思われます。
率直に言いますと全てです。と言ってしまっては身も蓋もないのでゲーム制作に必要なものからお話したいと思います。
文字だけのゲームを除いて一般の方が想像するゲーム制作には少なくとも以下の要素が必要です。
- 企画(何のゲームかを決定する)
- 絵
- 操作
- 音楽
他にもゲームの規模が大きくなればなるほど必要なものは多くなり、また上に挙げたものも何個にも分けることができます。例えば音楽の中でもBGMなのかボタンを押したときの音(SE)なのか、またはキャラクターの声なのか。
つまりそれぞれの分野に対して専門のクリエイター(開発者)がいるわけです。
君は何に興味がありますか?
さらに掘り下げると一番知りたいのは「操作」部分だと思いますので、そこからゲーム開発者を目指していこうと思います。
(私がプログラマーなので必然的にそうなってしまいます…。)
ということで私の偏見ですが教科ごとに役に立つことを述べます。
- 算数・・・必須。プログラムのみならずIT全般で必要。
- 英語・・・それなりに。プログラムのほとんどは英語で記述します。
- 国語・・・それなりに。組織やチームでの開発は言葉が大事です。
- 理科・・・情報通信系や電気電子系、機械系は大事。
- 社会・・・それなりに。IT関連のニュースや政治経済は知ると便利。
全てそれなりに大事だということですね…。
私も(今も含めて)特に勉強が好きな子供ではなかったので好きなことをやっていればいいのかなと思います。逆に夢を叶えるには何が必要かを考えると上記のように決まってくるのかもしれません。
全体的な流れ
「こどもから目指すゲーム開発者」はパソコンを使うのでパソコンを用意してください。
※「こどもから目指すゲーム開発者」のお話を見るだけであればスマートフォンやタブレットでも大丈夫です。
また、以下のツールを使います。
『Scratch』子供から扱えるプログラミング教育用ツール
注意:タブレットでも使えますがキーボード操作ができません。
『Unity』本格的なゲーム開発用の統合開発環境
注意:パソコン用です。
上記の二つを比べながら説明していきたいと思います。
私もScratchやUnityのプロフェッショナルではないのでお手柔らかに共に勉強しながら取り組みたいと思います。
はじめるまえに
一つ言い忘れていたことありました。
一番大切なのは
『ゲームが大好きだ』
という気持ちです。
この記事を見ていただいている時点で素質は十分にあります!
ゲームを作って夢を叶えましょう!
(私は3歳でファミリーコンピューターのマリオブラザーズ(任天堂)から始まりインターネットゲームでは18年間くらい現在進行形でプレイしています。)