RunEduとは

  • 株式会社RunpathのIT・ICTを用いた教育を専門とする取り組みである

※IT:インターネットなどの通信とコンピュータとを駆使する情報技術。

※ICT:インターネットなどの通信とコンピュータとを駆使して人と人を繋ぐ技術。

学校の教育

日本の小中高等学校は文部科学省が発行している学習指導要領に沿ったカリキュラム(時間割)を作成し、授業を行っています。

海外の学校と違う点は日本国内の学校全てがこの学習指導要領の内容に沿うことで全国一律の学力が確保できるという点です。

日本の教育水準が他国より高い位置にあるのはそのためですが、問題も多く様々な議論がなされています。

一つは学校教育のやり方を変えようとすると全国で足並みを揃えなければならず、正直ほとんどの場合が不可能です。

また、学力の最低ラインも手厚くカバーされますが、学力の非常に高い子供は他の子供より先へ進むことができません。日本に飛び級制度が無いことがこれにあたります。

この議論はひとえに答えを出せるものではなく、一つ変われば学校の時間割から就職活動、社会全体の予定も変更を余儀なくされます。

2020年4月から小学校5・6年生に対してプログラミング教育が必修化されました。これについても教師や生徒、親御さんは分からないことが多いと思います。

最近の教育事情

2020年になり、教育の事情は一変しました。

まず一つは2020年4月より小学校5・6年生のプログラミング教育必修化です。

また、2021年より中学校でのプログラミング教育の充実化、2022年には高等学校にて「情報Ⅰ」が新設される予定です。

これにより教師と生徒の双方にパソコンやスマートデバイスを扱う技術が必要になってきます。また、親御さんも子供にどういった教育をすれば良いのか不安だと思います。

小学校のプログラミング教育の必修化と言われいるものの、これを達成すれば良いということは明言されていません。

学びのコンソーシアム(https://miraino-manabi.jp/)という文科省、総務省、経産省が運営しているサイトがあるので、そこを参考に実施すれば良いとも思いますが、それより「必修」が達成されるのかは私自身よくは分かっていません。

もう一つはコロナウイルス流行による外出自粛や学校の休校要請です。

これにより社会では自宅での作業または自宅での教育をしなければならない状況になりました。

しかし、日本国内ではまだインターネットを通じた作業や教育環境は整っておらず、また、認知度も低いために経済の停滞や教育格差として問題になっています。

教育の観点から問題点を掘り下げると、各家庭の経済状況によるパソコンやスマートデバイスの所持具合等でインターネットが使える子供と使えない子供で教育の格差が広がっています。

この点は政府が掲げているGIGAスクール構想により生徒一人につき一台のパソコンまたはスマートデバイスの普及を目指しているので今後解決に向かうかもしれません。

しかしながら教員の方々のIT知識の度合いによるインターネット授業のやるやらないも発生し、できないクラスだと過度な課題の提出やコミュニケーション不足による子供たちの精神的不安等が問題になっているとの情報も見られます。

2020年から流行した新型コロナウイルスでは2021年6月現在でもクラスターが発生した地域は未だに休校措置が取られています。

再開した学校でさえ、夏休みを授業に充てる等の措置を講じていますが2か月分の授業を取り戻すとなると相当な負担を子供たちに強いることになります。

また、世間では9月入学を推す声もありますが先ほど述べたように全国一律で制度を変更することは学校のみならず社会全体に影響を及ぼすためほぼ不可能だと考えられます。

調査が不十分なところもありますが、中堅以上のIT企業では地方の学校とコラボでプログラミング教育を支援しています。とても素晴らしい活動ですが、活動を行っている企業のオンライン座談会に参加したところ、やはり「教育」というものを理論から学んでいないIT企業が子供に直接「教育」をするのは妥当ではないという判断をしていました。

教育関係者、親御さん、子供たちが我々IT屋に何を求めているのか、求めていないのか、どういう未来にしたいのかをよく話し合って役割分担をしてやるべきなのかなと思います。

つまり

RunpathEducationではそういったIT×教育を様々な方向から支援し、また未来へと繋がる教育の手助けができればと思います。

この試みを通じて子供たちの未来の日本をIT先進国として盛り上げることができればと思います。

管理人から

私はプログラマーであり、ホームページだったりゲームだったりを作っています。

最近はIT業界(プログラミングする仕事)でよく使うアプリやサービスがITの仕事以外の仕事でも使われたら便利なのになぁ、と思います。

また、海外の会社のITサービスが大人気ではありますが、日本のITサービスは世界で有名ではありません。

そこで、ITの技術やサービスを利用してみなさんの知識や技術の向上を手助けし、日本をIT技術大国にしたいというのが私の希望です。

身近なところで言えば例えばプログラミング教育とゲーム開発者(ゲームを作る人)はどうつながるのか、またロボットを動かすこととどうつながるのか、その疑問も解消していきたいと思います。

RunpathEducationを利用してくれた子供たちが自分で考え答えを出し未来を切り開くことができるよう願っています。

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